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入社前から考えていた機能を実装した

    この記事では技術的な話はしません。

    入社前からのアイデア

    SUZURI の運営元である GMO ペパボの面接で作ってみたいサービスや将来やりたいことはありますか?と聞かれ、自分は
    SUZURI のように画像から T シャツのような 3D モデルを購入できるサービスを作りたいと答えていた。

    大学、大学院生では HMD(ヘッドマウントディスプレイ)の研究をしていて、もちろん Chat もプレイしていた。
    その中で SUZURI のように画像から 3D モデルを作る機能が欲しいなと思っていた。

    そして入社して 3 年目で、SUZURI での 3D グッズ作成機能のリリースをした。

    リリースまで

    新しいアプリケーションの開発環境を作るのが上手くうまくいかず、時間がかかった。arm64 や x86 といった CPU アーキテクチャに依存するような問題があったので「Linux の知識つけると良いですよ」とアドバイスをもらい、モダン Linux 入門を読んだ。
    最終的にはソフトウェアのバグもあり、CPU アーキテクチャだけの問題ではなかったが Linux に対する知識のインデックスを得ることができたのでよかった。

    Three.js での 3D モデルのプレビューを実装した。3D での表現はコードより最終的な描画されたイメージが良いかで判断されるため、これで完成というのが判断できず、難しかった。
    プレビューは最後の最後まで調整をしていた。リリース後に「社内検証時よりめっちゃ良くなった!」といってもらえたので良かった。

    3D 缶バッジのモデルのベースは自分が作って、デザイナーさんにブラッシュアップしてもらった。エンジニアでありながら 3D モデルを作るという新たな実績を解除した。

    リリースされてからの印象的な出来事

    自分が愛用しているワークシャツのデザインが、缶バッジになり嬉しかった。もちろん買った。

    さらに嬉しいことに、自分のフォントを使ってメッセージカードを作成いただいた!
    好きなクリエイターさんと実質コラボでき、とてつもなく嬉しかった!

    おわりに

    技術的な話、作る上での試行錯誤など色々話したいが、それはまた別で書こうと思う。
    アバターに缶バッジを身につけたので、このあと VRChat に行って写真をとってこようと思う。

    告知の通り、2024 年夏頃 T シャツ 3D モデルの作成・販売が可能となる予定なので続報をお待ちください。

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    yukyu

    映像・文房具・コメダ珈琲・デザイン など幅広く好きなエンジニア。

    普段はReact、Ruby on Railsをつかって開発をしています。